今更ですが、ラインについての記事がなかったので、書いておこうと思います。
現在、釣りに使われるラインは、いろんな種類がありますが、おもに3種類。
ナイロンライン・フロロカーボンライン・PEラインがおもだったところで、それぞれ特徴の違う3種類のラインです。
ナイロンラインは、エサ釣り・ルアー釣りの道糸で、長年定番ラインとして使われるラインです。
=== ナイロンラインの特徴 ===
比重が軽いので、水面を漂い、根掛かりなどの心配が少ないラインです。
伸縮性があるので扱いやすい反面、PEやフロロカーボンラインに比べ感度は劣ります。
フロロカーボンも道糸で使用することがありますが、おもにハリスやリーダーとして使われることが多いラインです。
=== フロロカーボンラインの特徴 ===
比重が重く、水に沈みます。
伸縮性が少なく感度がとても良いラインなので、ハリスなどに使われます。
ナイロンラインと比べ硬く根ずれ等にも強いラインです。
PEラインは、ルアーフィッシング・エギングなどでの主流のラインで、フカセ釣りなどのエサ釣りでも使用する人が増えてきている。
=== PEラインの特徴 ===
ナイロンやフロロカーボンに比べ圧倒的な強度がある
瞬間的な力や擦れ、熱に弱いため、リーダーシステムを組んで使います。
同じ号数でもラインを細く出来るので、仕掛けを遠くまで投げやすく、水の抵抗も少なくなります。
ラインの太さと強度
ラインの太さは、号数表記され、強度(耐荷重性)は、lb(ポンド)表記されています。
1lbラインは約450gを持ち上げることが出来ます。
1lb≒450g
10lb≒4500g
12lbラインは(12×450=5400)
5.4kgの耐荷重性があるということになります。
号数表記
号数は数字が大きくなるほどラインが太くなります。
1号=0.165mm(ラインの直径)
2号=0.235mm
3号=0.285mm
4号=0.330mm
出典:一般社団法人 日本釣り用品工業会 JAFTMA
※注目すべきは、(号数が2倍になっても太さは2倍ではない)
リールを買ったときに2号200mのリールに4号100mを巻いてもらうと、丁度よい糸巻量かと言うとそうではないということです。
細くて強いラインがキャストしたり感度だったりでは、良いのですが、しなやかさなどの使い勝手(扱いやすさ)も違ってきます、そこのバランスということで、自分の釣りに合ったラインを探したらよいと思います。
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